今回の記事では、HTMLの全体の構造について簡単に説明します。
次回のbody要素の解説にあたり、全体の構造をおおまかに把握しておきましょう。
全体の構造について
【XHTML】という記述方法
厳密に言うと、今このサイトで解説しているのは【XHTML】というものです。
業界でも現役で使われており、構造にブレがない記述方法ですので綺麗で整ったコードを書くことができます。
また、HTML5を使いたい場合にも基本は同じなので応用が効きます。
【XHTML】の構造
XHTMLの構造は以下のとおりです。
XML宣言の必要性
XML宣言はブラウザの互換性の問題で、実務的には記述しない場合があります。
XML宣言を行うと、IE6で後方互換モードでのレンダリング(描画)になります。
現在はIE6のシェアがかなり低下しているので、ターゲットにIE6を含まない場合は記述しても良いでしょう。
上記の理由から、当サイトでは必須コードとして解説しておりません。
HTMLは積み木のような構造
head要素までは今までの復習です。
次から、その下にあるbody要素を解説します。
先ほどの画像のように、上から順番に積み木のように構成されているとイメージすれば分かりやすいでしょう。
基本的にHTMLとは、このようなブロックを積み重ねて書いていきます。
全体的な構造を把握しておけば、なんとなくページの構成が頭の中に浮かんでくると思います。